Column 美と健康のコラム

新型コロナウイルスで重症化する理由

小川理子
小川理子

活性酸素の過剰な発生を食い止める

新型コロナウイルスの変異株の台頭で、若い人でも、また基礎疾患のない人でも重症化しているという報告がニュースで良く聞かれています。

重症化する原因として、自己免疫機能の暴走「サイトカインストーム」が挙げられます。簡単に言えば、侵入した敵(ウイルス)を攻撃する筈の免疫細胞が異常に発生するために、自分の正常細胞までもアタックし傷害してしまうという現象です。このことによって体内に活性酸素が大量に発生するため、肺炎を誘発すると考えられています。

その治療には、免疫機能を抑制するステロイド系のお薬が良く使われますが、さまざまな副作用が懸念され感染者への負担が増すことも良く知られているところです。ですので、新型コロナのような感染症と対峙するときには、活性酸素の過剰な発生による細胞傷害(細胞の酸化)への対策を考えることがとても大切になってきます。

鍵は抗酸化物質

そこで登場するのが、抗酸化物質です。抗酸化物質は異常に発生した活性酸素を無害化する物質です。ビタミンCやポリフェノール、活性水素などが代表的な物質ですが、これを摂り入れることによって過剰に発生した活性酸素を消去でき、免疫機能の正常な状態を保つことができると言われています。

中でも活性水素の抗酸化力は、活性酸素の中でも特に凶暴と言われ重症化に繋がる一重項酸素やヒドキシルラジカルに対して有用性が高いと言われているため、水素様機能素材の活用が注目されているのです。

NMNによってNADレベルを保つ

 

また、コロナウイルスが、細胞の機能を維持するために必要なNADという物質を分解してしまう酵素の発生を助長し、炎症を進めてしまうということがわかっており、それを阻止することが望まれています。

その対策として、NADの前駆体であるNMNを摂取し、NADレベルを保つと良いことが最近の研究で明らかになっています。(*1)

活性水素(水素化合物)とNMNを組みあわせることで、コロナウイルスによる重症化に歯止めがかかるのではないかと考えられているのです。(*2)

*1 Aging(Albany NY).2020 May29;12(10):9959-9981

*2 Am J Physiol Cell Physiol.2020 Jun9.doi:10.1152/ajpcell.00187.2020.,

Cell Stress Chaperones.2020 May 14;1-3.doi:10.1007/s12192-020-01120-1.

「総説論文:ハーバード大学D.シンクレア博士らの研究」

*画像は全てイメージ写真です。

 

 

 

 

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